おすすめスペイン洋書 #2『Los hijos del vidriero』/心情描写が学べる本

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第二回

ご紹介するスペイン洋書は『Los hijos del vidriero』(ガラス職人の子供達)です。

 

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本の概要

貧しいガラス職人の子供がお金持ちのお屋敷に誘拐されてしまい、魔法使いによって助けられるお話。

【裏表紙】

『クララとクラスはガラス職人の子供で、ある日貧しくも温かい家族のもとから誘拐され、荘厳なお屋敷に連れて来られてしまう。「全ての願望の街」という街の主人が、美しいが不幸にさいなまれている自分の妻へのプレゼントとしてこの子供達を誘拐してきたのだった。

子供達の命が危険に晒されたとき、緑色の目を持つ魔法使いのアレテオ・ブリサリンダが助けに登場する。カラスのタレントーソの助けを得ながら子供達をお屋敷から救出しようとする。』

ページ数:191ページ

対象年齢:9歳以上

単語レベル:中級(実際に書き出しを読んでみてください↓)

 

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スペイン人の小学校3〜4年向けなので比較的簡単ですが、魔法使いが登場したりとファンタジーな部分もあり新出単語も沢山ありました。ただストーリーの理解に支障がでるほどではないので、想像で補いながら十分読み進められました。 

 

このページでは、vidriero(ガラス職人)/proceder de〜(〜出身)/rimar con〜(〜と韻を踏む)の単語が新出でした。

 

感想

前回紹介した『Historias de Ninguno』の次に読んだ3冊目のスペイン洋書です。私のスペイン語レベルは文法B2、日常会話支障なしで、読みやすいのに新出単語も多く学ぶことが多い本でした。子供を誘拐されて助けに行くストーリーで、子供を心配する両親の絶望感、誘拐された子供達の不安な心境、誘拐犯の特殊な思惑、魔法使いのおばあさんの謎めいた行動など、登場人物の描写が多いので、人間を描写するのに使える単語やフレーズをこの本から学べました。

「estar sumido en sus pensamientos」(物思いにふける)「una idea, poco a poco, comenzó a tomar forma en su mente」(考えが少しずつ形になる)「Les invadió una gran alegría」(大きな喜びが彼らを満たした)などの表現が新出で、いつか使えたらかっこいいなと思いました。読んで分かるのと、実際に使うのとはまた全然別ですからね…実践あるのみ!

 

 

おすすめの人:中級者以上で心情描写表現を学びたい人

 

この本の詳細情報

書名:『Los hijos del vidriero』

著者:María Gripe

出版社:Ediciones SM

出版国:マドリード(スペイン )

初版:1980年

 

第二回洋書紹介は以上です。

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